正しい紫外線対策で光老化に負けない肌へ!
「年齢を重ねると、シミやシワが増えるのはしょうがない」と諦めていませんか?
実は肌の老化の原因は、年齢による「自然老化」よりも紫外線などの太陽光線によるものが大きいといわれています。
今回は、紫外線による「光老化」とその対策についてご紹介します。
肌の老化は紫外線が8割!?
肌の老化の原因とされる「自然老化」の影響は、実はたったの2割ほど。本当に怖いのは、紫外線が徐々に蓄積されて起きてくる肌の変化「光老化」で、紫外線を浴びた時間と強さに比例するといわれています。顔や手のように、直接紫外線を浴びるケースが多い露出部の肌の老化原因の約8割が「光老化」にあると考えられています。
皮膚の特徴も明らかに異なる!
| 自然老化 | 光老化 | ||
|---|---|---|---|
| 見た目 | 滑らかで弾力性(ハリ)の低下が見られる | ゴワゴワして、深いシワやシミが見られる | |
| 肌のきめ | ほぼ正常 | 著しく変形 | |
| 表皮 | 角質層 | 正常な厚さ | 厚さは不均一 |
| メラノサイト | 減少、形態はほぼ均一 メラニン産生は不全 |
増加、形態は不均一 メラニン産生は亢進 |
|
| 真皮 | コラーゲン | 線維束の太さや配向性がわずかに変化 | 線維束の太さが変化 |
(文献)R. M. Lavker : Photodamage, P.123, Blackwell Sci., 1995. およびA. M. Kligman : 加齢と皮膚, P33, 清至書院, 1986より改変
夏にも肌が乾燥するのは紫外線のせいかも?
紫外線による肌のダメージはシミだけでなく、肌の水分が奪われたり、ハリや弾力まで失われたりします。UV-Aは肌の奥の真皮にまで届き、コラーゲンなどを破壊。窓ガラスもすり抜けて降り注ぐため注意が必要です。紫外線による肌ダメージをどれだけ防ぐかによって、肌の状態は変わります。化粧水などのスキンケアだけでなく、紫外線を肌に届けないということが美肌への近道になります。
Q1.適切な使用量は?
Q2.正しい塗り方は?
クリームタイプならパール粒1個分、液状タイプは1円硬貨1枚分を手に取ります。
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両頬、おでこ、鼻、あごの5ヵ所に分けて置き、指全体を使って塗りのばします。
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その後に、もう一度同じ量を手に取って同様に重ね塗りをします。
使用量が少ないと十分な日やけ止めの効果は得られないため、重ね塗りをすることが大切。汗をかいたり水に濡れたりした場合は、タオルで水分を押さえてからもう一度塗りなおしましょう。
Q3.顔以外の塗り方は?
腕や脚などに塗るときは、直接容器から肌に出してOK。直線を描くように出した後、手のひらで円を描くようにムラなく塗ります。裏側も忘れずに塗りましょう。
Q4.日やけ止めが肌に合わないときの選び方は?
購入前に店頭のテスターを腕の内側などに塗り、赤みが出ないか確認してみましょう。紫外線吸収剤が合わない方は、紫外線吸収剤フリーのものを、肌が敏感な方は、低刺激性のものにするなど、自分の肌に合う商品を見つけると良いでしょう。
ビタミンCは朝はNG?
レモンなどの柑橘類には、紫外線の吸収を高めるソラレンという成分が含まれているため、朝のお手入れでビタミンCを使うのはNGだと思われるようです。
しかし、ビタミンCとソラレンはまったくの別もの。ビタミンCは、紫外線の吸収を高めることはなく、抗酸化作用により紫外線のダメージを軽減するため、シミ予防のスキンケアとしておすすめです。