妊娠に大切な卵活に!注目の成分「PQQ」とは?



PQQ(ピロロキノリンキノン)をご存じですか?PQQは、人のからだの中や、納豆やピーマンなどの食品、赤ちゃんの健やかな成長に欠かせない「母乳」にも含まれている成分です。これまでは、脳機能改善や睡眠への効果が確認されてきましたが、新たな研究によって、妊娠を望む女性のからだにも良い効果が期待されています。今回はその最新情報をご紹介します。

妊娠しやすいからだに大切な「卵活」とは?

加齢に伴い妊娠率は低下し、流産率は高まると言われています。特に、30歳を過ぎると自然に妊娠する確率は減り、35歳を過ぎると低下のスピードは顕著になっていきます。原因は様々ですが、その1つに「卵の質の低下」があると言われています。
ですから、妊娠しやすいからだづくりには、卵活(卵の質を高めるための活動)への意識も大切なのです。

生殖補助医療による妊娠率と流産率の年齢別推移(2019年)

「質のいい卵」は、①~③の力が備わっていることが重要だと言われています。
①卵巣内で卵(卵胞)が成熟する力、②排卵後、精子を迎え入れて受精する力、③受精後、スピード良く分裂する力

卵の質を高める⁉期待の成分PQQ

近年注目を集めているのが「PQQ」という食品成分です。基礎研究(広島大学とロート製薬の共同研究)によって、PQQが卵巣内の卵(卵胞)の成熟をサポートすることが確認されています。そのため、高度生殖補助医療(ART)の現場で不妊治療のサポートとして利用されています。

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いま妊活している人にも、将来妊娠を望む人にも、妊活に関する正しい情報をお伝えしたいという想いから「女性のからだナビ」という医師監修の記事を掲載したWEBサイトを立ち上げました。妊娠しやすいからだ作りにお役立てください。

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