いわきFCの選手と「アイケア教室」を開催!
7月20日に、福島県いわき市と双葉郡をホームタウンとするJリーグのプロサッカークラブいわきFCが、「いわきFCパーク8周年イベント」を開催。
いわきFCのトップパートナーであるロート製薬は、たくさんの子どもたちが参加するこのイベントで「見えるってスゴイ!ロートこどもアイケア教室」を開きました。
ロート製薬といわきFCは以前より、当社が運営する香りに特化したクリエイティブラボ「BÉLAIRLAB(べレアラボ)」の商品開発を共同で行うなどしており、近年課題となっている子どもの近視の増加についても、何か一緒にできればと模索していました。そんな中、いわきFCから今回のイベントの話をいただき、子どもたちが楽しみながら目について学べる「見えるってスゴイ!ロートこどもアイケア教室」を開くことになりました。
当日は、たくさんの応募の中から抽選で選ばれた23名の子どもたちとその親御さまにお集まりいただきました。いわきFCの佐々木選手、柴田選手、キム・ヒョンウ選手とともに、子どもの目の見え方や、健康な目を維持する方法などをご紹介。佐々木選手からは、実際に試合前に行っている目の神経を高めるルーティンや、目が悪くならないように気をつけていることなどを教えていただきました。
また、親御さまにも子どもの視野が大人に比べて狭いことや、デジタルデバイスとの向き合い方などについて話をいたしました。
目の病気について話をした後は、緑内障や弱視などで視覚機能が低下した際、どのような見え方になるのかを体験できるワークショップを開催。いわきFCのマスコットキャラクター、ハーマー&ドリーの目の部分に、色がついたセロファンと黒色の丸い紙を貼ることで、見えにくさや視野の欠けを体験できるお面を作っていただきました。子どもたちが真剣な様子で、ときおり選手に手伝ってもらいながら夢中になって工作をしていると、ハーマー&ドリーが登場し、会場が一気に盛り上がり楽しい雰囲気に!
その後、完成したお面をつけて選手とキャッチボールをすると、限られた視界に四苦八苦。あまりの見えにくさに泣き出しそうな子どももいて、「見える」ことの素晴らしさを、あらためて体験していただきました。
最後に、大人になっても健康な目でいられるように「外で過ごす」「姿勢を正す」「明るい場所で見る」といった「目のお約束」を選手とし、子どもたちからは選手へエールが送られました。
開始当初は緊張していた子どもたちも、お別れの際には選手とハイタッチをするほど打ち解け、笑顔あふれる和やかな雰囲気で終えることができました。参加した子どもたちからは、「楽しかった!」「見えにくかった」などお声をいただき、今見えていることは当たり前ではないことや、子どものときから目を大切にすることを知っていただく良いきっかけになり、今回のイベントは私たちにとっても、手応えを感じるものとなりました。
今後もいわきFCとともに、目の啓発だけにとどまらず、食の分野など幅広く発信をしながら、いわき市民の健康リテラシーのアップを目指してまいります!