家族全員で対策をして、つらい花粉の季節を乗り切る!

家族全員で対策をして つらい花粉の季節を乗り切る!

近年、子どもの花粉症が増えており、「勉強に集中できない」など、日常生活への支障もでているようです。今回は花粉症の対策についてご紹介します。

子どもの花粉症が増えている!?

ロート製薬が実施した「子どもの花粉症」に関するアンケート調査*では、子ども(0歳〜16歳)を持つ親の42.6%が、自分の子どもの花粉症を実感しているということが判明。外で遊ぶことが減り、細菌に触れる機会が少なくなることで免疫が変化し、本来は害がない花粉に対して免疫反応を起こしていると考えられます。また、花粉症である子どもの8割以上は、両親もしくはどちらかに花粉症があると言われています。
*ロート製薬アルガード調べ

■見分けるポイントは目のかゆみ

花粉症は鼻水やくしゃみなど風邪と症状が似ているため、見分けがつきにくい可能性が。子どもが目を頻繁に擦っていたら花粉症かもしれないと注意しましょう。

子どもの花粉症

食物アレルギーや肌トラブルにも注意!

花粉症がほかのアレルギー症状を引き起こしたり、花粉の刺激で肌荒れになったりすることがあります。

花粉症と食物アレルギーの関係性

スギ花粉症のある人は、スギ花粉が持つアレルギー原因物質とよく似た構造の成分のトマトを食べると口の中がかゆくなるなどのアレルギーを発症することがあります。気になる症状がある場合は、医師に相談してみましょう。

食物アレルギー
飛散時期 花粉 症状が出ることのある主な食物
1〜6月 ハンノキ
シラカンバ
りんご、桃、さくらんぼ、豆乳、ピーナッツ、キウイフルーツ、にんじんなど
2〜5月 スギ
ヒノキ
トマト
4〜10月 オオアワガエリ
カモガヤ
メロン、スイカ、トマト、じゃがいも、オレンジなど
7〜11月 ヨモギ セロリ、にんじん、マンゴー、ピスタチオなど
ブタクサ メロン、スイカ、きゅうり、バナナなど

花粉による肌荒れ

バリア機能の低下した肌の隙間から花粉が入り込むことで、肌が荒れたり、赤みやかゆみが出たりすることがあります。しっかり保湿してバリア機能を高め、異物の侵入を防ぐことや花粉が肌に触れないようにすることが大切です。

早めの時期から!花粉症対策

子どもも大人も花粉症の対策は同じ!

花粉飛散ピーク時の症状をやわらげる効果があることから、ピーク時の1~2週間ほど前から対策をはじめましょう!

外側から対策!

マスク眼鏡を着用し肌の露出も控えてできるだけ花粉を浴びない。
□花粉が肌に付着しにくいアレルカット機能のある用品を使用する。
晴れた風の強い日、雨の日の翌日、12時前後、18時前後など花粉の飛散量の多い日や時間帯の外出を避ける。
□家に入る前に服や髪についた花粉を払うなど家族全員で気を付け、すぐに手洗い、うがい、洗顔を行う。

外側から花粉対策

内側から対策!

花粉症などのアレルギー症状を軽減するには、免疫バランスを整えることが大事です。免疫細胞の約70%が腸に存在していると言われており、乳酸菌EC-12は免疫細胞に働きかけて腸内環境を整える効果を持っています。ヨーグルトや乳酸菌飲料、サプリメントなど、ご自身にあった方法で摂取してみてはいかがでしょうか?

内側から花粉対策