くっきり見る力※1を改善する注目成分、ルテイン・ゼアキサンチンとは?

ロート製薬は100年以上に渡り、目の研究を行ってきました。
その中で、見る力※1を支える要素の一つが目の奥に存在する網膜であり、その網膜に働きかけ、見る力※1を改善するルテイン・ゼアキサンチンに着目。
今回は、そんなルテイン・ゼアキサンチンについてお伝えします。

  • ※1 コントラスト感度のこと

物が見えるしくみと、黄斑部の役割

網膜は、映像を映し出すスクリーンのような役割を果たしています。この網膜の中心にあるのが、「黄斑部」です。黄斑部は直径数㎜ですが、ものの色や細かい形を識別する細胞が集まっているとても大切な場所です。色の濃淡を識別してピントを合わせ、くっきりと物を映し出すという大切な役割があります。

黄斑部の中心にはゼアキサンチン、その周囲にルテインが多く存在しています。ルテイン・ゼアキサンチンは色素成分と呼ばれる黄色い物質で、目に入ってきた光刺激から網膜を守っています。

ルテイン・ゼアキサンチンは年齢とともに減少します

ルテイン・ゼアキサンチンは目を守り、見る力※1の維持に大切な成分ですが、年齢と共に減少することが報告されています。40代以降徐々に減少し、50代になると20代の3分の2まで減少してしまいます。

また、ルテイン・ゼアキサンチン体内で生成することができないため、減少を食い止めるためには、食事やサプリメントなどで積極的に補うことが大切です。

  • ※1 コントラスト感度のこと
  • 出典:Obana et al. ARVO 2005 Annual Meeting, Program 1572

くっきり見る力※1が低下すると・・・

ルテイン・ゼアキサンチンなどの色素成分の減少により、網膜が光刺激を受けやすくなり、くっきり見る力※1が低下し、ものがぼやけて見えたり、細かいものの識別がむずかしくなります。

  • ※1 コントラスト感度のこと

ルテイン・ゼアキサンチンは継続して摂取することで維持することができます

1日にルテイン10mg、ゼアキサンチン2mgを摂取したグループと摂取していないグループで行った実験によると、継続して摂取した人は摂取していない人に比べ、網膜にあるルテイン・ゼアキサンチンの量の指標となる「黄斑色素光学密度」が増えたことが報告されています。

ルテイン・ゼアキサンチンを一緒に継続して摂取し、くっきり見る力※1を維持し、目の健康を守りましょう。

  • ※1 コントラスト感度のこと
  • 出典:Invest Ophthalmol Vis Sci. 2014 Dec 2;55(12):8583-9(研究レビューの対象となった論文から事例として提示)