肌の老化は年齢を重ねたせいだけではない?!老化の大敵、紫外線による「光老化」

年齢を重ねることによって目立ってくる肌のシミやシワ。加齢によるものだし、仕方がないと思っていませんか。実はそのシミやシワ、加齢だけが原因ではないかもしれません。
老化の原因は紫外線!?
シミやシワができやすくなる別の要因、それは紫外線による「光老化」です。「光老化」は、年齢以上に見た目を老けさせてしまう原因にもつながります。10年後の自分の肌のためにも紫外線対策を見直し、老化の進行を防ぎましょう。
肌の老化は年齢を重ねただけではない?!
「手をみればその人の年齢がわかる」と言われますが、それはどうしてなのでしょうか?
実は手をよく見ると「老化」の進行具合がよくわかってしまうからなのです。

例えば、同じ人のおしりの肌と手の甲の肌を見比べてみると、日光にほとんど触れることのない「おしりの肌」がツルツルしているのに比べ、日光を浴びやすい「手の甲の肌」はシワやたるみが多くなっていると思います。
同じ肌なのに、日光に浴びたかという違いだけで、肌の状態が変わってしまう。この現象は、紫外線が肌の老化に深く関係していることを示しています。紫外線の本当の怖さは、すぐに赤くなったり黒くなったりすることだけではなく、徐々に蓄積されて起きてくる肌の変化、すなわち「光老化」も引き起こしてしまうことにあるのです。
「光老化」は、紫外線を浴びた時間と強さに比例するとも言われており、顔や手のように、直接紫外線を浴びやすい部分の老化原因の約8割は「光老化」にあるといわれているほどです。同年代であっても、紫外線を浴びた肌ほど、その影響は大きくなります。だからこそ、日ごろから紫外線をしっかりと防ぐというのが非常に重要になってくるのです。