石垣島「やえやまファーム」発 力強く、おいしい『食』を!

太陽笑顔にこにこ

健康の基本は『食』! そんな想いでロート製薬が立ち上げた農業・食品事業の中核をなす、沖縄・石垣島の「やえやまファーム」をご紹介します。

『食』から始まる本当の「健康」をめざして

ロート製薬が考える本当の「健康」とは、病気にならないこと、薬が必要なくなることだけに留まりません。自分自身はもちろん、まわりの人や社会全体をもっと健康に。その理想に向かい、病気やストレスに負けない身体づくりの原点である『食』に着目し、より深く『食』の可能性を探求。農業・食品事業の分野で新しい挑戦を続けています。

本格参入したのは2013年。薬膳フレンチレストラン&デリカフェ「旬穀旬菜」を大阪にオープンし、2015年には「アグリ・ファーム事業部」を設立。地域と連携しながら人材育成、農村地域の活性化、生薬栽培の推進などに取り組んでいます。そして現在ロート製薬は、奈良県・宇陀市の「はじまり屋」、沖縄県・石垣島の「やえやまファーム」と連携・参画しています。

自然を味方に!循環型農業とは

「やえやまファーム」は、2002年に設立された農業生産法人です。石垣島の自然を保全・活用する将来を見据え、豊かな自然と共存しながら、生産から販売までを手がける付加価値の高い農業に着手しました。

美しいサンゴ礁に囲まれ、年間を通して温暖な気候とアミノ酸たっぷりの土壌―そんな自然の恵みに満ちた島内に、農場と牧場を開拓し、畜産と農業をリンクさせた独自の循環型農業を展開。さらに、食品加工場や自社店舗も運営し、生産から加工、流通販売まで一貫体制を整えた第六次産業化を実現させました。

家畜の糞尿から堆肥を作り、野菜や果物を育て、それをまた家畜の飼料とする。有機農法や畜産に必要な堆肥や飼料は可能な限り自社農場と牧場で生産し、「ファームの外から何も持ち込まない、何も捨てない」。この理想的なサイクルが「やえやまファーム」の特長であり根幹です。より安全な生産だけでなく、環境への負荷や地域振興にも考慮した持続性の高い農業体系を目指しています。

安心・安全でおいしい島の恵みを全国の食卓へ

「安心・安全で、本当においしい『食』を届けたい」をカタチにするため、試行錯誤を繰り返しながら日々奮闘するファームから生まれる食品には、全国にファンがいます。

除草剤や農薬を使わず、赤土を流出させない農法により、日本農林規格・有機JAS規格を満たした崎枝農場では、パイナップル、バナナ、島野菜などを生産。特に、ビタミン類やクエン酸など栄養素がたっぷりの有機パイナップルを皮ごと絞り、砂糖や添加物を一切加えず果汁に仕上げて瓶に封じ込めたパインジュースは人気です。また、180度海が見渡せる広大な敷地の幸福牧場では、パイナップルやオリジナルの配合飼料を食べる南ぬ豚(ぱいぬぶた)と南ぬ牛を畜産。精肉のほか、ソーセージやハンバーグなどの加工品も好評をいただいています。

そして「ノビレチン」で今話題のシークヮーサージュースは、長寿の村として知られる沖縄県・大宜味村産の果汁を100%使用。手絞りのような製法で風味を損なわない工夫をして製造しています。

ロート製薬は、大宜味村に住むご長寿たちが、シークヮーサーを焼き魚にかけたり毎日の食生活でも取り入れていることにヒントを得て、シークヮーサーに含まれる「ノビレチン」の高い潜在能力に注目。この「ノビレチン」をより効果的に、1年を通して安定的で手軽に摂取できるよう研究開発を重ね、健康長寿に役立つサプリメント誕生へと実を結びました。
製薬会社なのに、薬に頼らない健康をめざす!身体の源『食』を通じた挑戦を続ける「ロート製薬×やえやまファーム」のこれからにご期待ください!

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